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「オーストリー 優雅なロングステイの愉しみ」  (東京書籍) エッセイ・写真  相原恭子
「Oesterreich-ein Aufenthalt fuer Herz und Verstand」 (Tokyo−syoseki) Essay und Fotos von Kyoko AIHARA


 

リンク:オーストリア取材と出会い




キッツビュールでゴルフレッスン




トニー・ザイラー氏の甥
ザイラー氏に一日だけ師事

 
オーストリア各地に滞在し、地元の人たちとの触れ合いをつづった一冊。
ウィーンに暮らしてウィーンの森を散歩したり、ホイリゲで雑誌を読みながらワインを愉しみ、ピアノのレッスンに通う。
チロルでハイキングや登山、ノルディックウォーキングで健康な日々を過ごす。
バート・アウスゼー、アルトアウスゼーで、透明でエメラルド色の湖を眺めながら読書や散歩。湖で採れた新鮮なマス料理をワインとともに愉しむ優雅な休日。
キッツビュールやシュテーガスバッハでゴルフ三昧の日々。(ゴルフスクールではトッププレイヤーの個人指導も受けられる)
ハンガリーとの国境のワインの村を巡り、極上のワインを醸造所で愉しむ。
温泉とエステの癒しの世界バート・ガシュタインとバート・ホフガシュタイン。
世界遺産の街グラーツに暮らし、スロヴェニアへ小旅行。

などなど、スローライフを愉しむ極上の時を提案します!

表紙中央の写真は、著者(相原恭子・民族衣装で)、Dr.ラーシャンとDr.ネーベルが地元のアルムで乾杯!


   
 ウィーンのベートーヴェンの家で、
彼の時代のピアノを弾き、感無量
 アウガルテンで絵付け

本書「あとがき」より (相原恭子)

生きている、ということはとても興味深いことだ。暴風雨のこともあれば、お日様に照らされながらそよ風に吹かれたり、峠を越えたり、皆で輪になって踊ったり・・・・。誰もが人生の舞台に立っていて、そこには様々な場面が現れる。その中の一場面に、忙しさにかまける自分ではなく、時の流れを悠然と愉しみながら、自分を見つめなおし、本当にしたかったことに夢中になる”輝ける自分”を登場させたい。目に見えない精神的なことや、心を大切にする。それこそが、本当の”大人の贅沢”だと思う。

日常生活に追われていると数ヶ月は無意識のうちに過ぎ去ってしまう。だが、旅に出て、新しいこと、非日常的なこと、興味を持ち続けていたことに没頭する日々は心に刻まれ、充足感に満たされるものだ。五感が研ぎ澄まされて魂の高揚さえ感じることがある。

たとえばアルプスの絶景を眺めて、透明なエメラルド色の湖に銀色の魚が跳ねるのを見て、緑の香りの森を歩いて・・・・。

”生きてるって、いいな”と思った。
   
シュペッツレを造ってお夕食   
東京書籍
ISBN978-4-487-80204-3
定価(本体1600円+税)
 

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