「ベルギーグルメ物語」 (主婦の友社) 文・写真: 相原恭子
「La Belgique Le conte du Gourmet」 Texte et photos par Kyoko Aihara
「Belgie Het verhaal van de Gourmet」 Tekst en foto's door Kyoko Aihara
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ベルギーは、国民一人当たりのレストランの数がヨーロッパで一番多く、ヨーロッパ近隣諸国ではグルメの国として知られる。ベルギーは国土がわずか日本の四国の約1・5倍しかない小さな国。そこで、3つの言葉が話されている。フランス語、オランダ語、ドイツ語だ。
このような言語的、文化的、歴史的、政治的な多様性は、ヨーロッパ的な要素の具現化であり、ヨーロッパが見える国と言われる所以なのだ。
EUの中枢がこの国に置かれているところも興味深い。この本が刊行された1997年は、ベルギーワッフルがブームになった年。本も注目され、フジテレビ「おはよう!ナイスディ」に著者は出演し、ベルギーを語った。特にベルギービールについては、当時としては最も詳しく書かれた本で、日本各地のビールファンには話題を呼んだ本であった。
2008年11月 再びベルギーについて「ヨーロッパの首都 ベルギー 美味しい旅」が小学館から刊行された。
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主婦の友社
ISBN4-07-221340-3
定価(本体1800円+税) |
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