「ヨーロッパの首都 ベルギー 美味しい旅」 (小学館) 文・写真 相原恭子
「A Trip of Belgium」 (Shogakukan) Text & Photographs by Kyoko AIHARA
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ヨーロッパ紀行書の第一人者が 美食の国を食べ飲み、
旅して綴った至福の一冊!
ビールとグルメをキーワードに
ベルギーの魅力に迫る! (本書の帯より)
大学町で教育問題を、貴族の城でスローなライフスタイルを、ビアカフェでビールの多様性を、豪農の家(B&B)で大都市郊外の豊かさを・・・様々な情景の中で、たくさんのことを取材し、思索し、資料をひもといた一ヶ月余りの旅。その印象をまとめた一冊。
美智子上皇后、天皇陛下など皇室ゆかりの貴族の城、
元在日本ベルギー大使館特命全権大使ノートン男爵の古城、
各地のビール醸造所
ブリュッセルのビアカフェ巡り、ルーヴェンの大学探訪、北海沿岸の潮風と砂丘、
これもベルギー人のワンシーン?と驚かされる「ドゥトゥの祭」、アルデンヌの古戦場で国境付近の戦火を悼む、超美味な小さなレストラン、ザリガニの濃厚な味わい
本の町ルデュで自著「Geisha」のフランス語版を見てビックリ、
修道士との交流、あれこれあれこれ、語りきれない無尽蔵な思い出。
真っ当に綴ったら、本何冊になるかしら・・・。
ベルギーの魅力は、小さな国でありながら、物凄くたくさんの側面を持っているところである。
ドイツ・ケルンに暮らした頃(1980〜1981年)、何度も旅した隣国「ベルギー」は、思い出すと懐かしく、心が温まる。ドイツのダイナミックな魅力に比べ、淡々と静かで、いつもおだやかに迎えてくれる国。思い出すと、また旅立ちたくなってしまう。
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小学館
ISBN978-4-09-43201-6
定価(本体1900円+税) |
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